2023/03/05 (Sun) 10:30:13

なぜ藤臣くんは千津美に辿り着けたのか - まみ

2023/03/05 (Sun) 10:31:59
Re: なぜ藤臣くんは千津美に辿り着けたのか - まみ


「千津美がハーフである裏設定」が、物語の中に感じられる場面がいくつかあります。

例えば、『秋風揺れて』

何年も前に「くろの幸せな毎日」である話題で盛り上がりあったことを覚えているでしょうか?

あの無口な藤臣くんが帽子を無くした千津美を探すときに、彼女の容姿をどんなふうに説明したのかー


ちょっと考えると、「一年生で、ちまちましたガキっぽい女の子」と言ったのではないかと考えがちです。
物語の脇役達のほとんどは千津美の容姿をそう表現してますしね。

でも私は、藤臣くんに限ってはそれは絶対にないと思っています。

自分のことを「ちまちましたガキっぽい」などと表現されて嬉しい人など誰もいないでしょう。

藤臣くんはどんな最低と思える人間であっても、必ず一定の「敬意」を払う男の子です。
望月に対しても、「千津美に謝れば殴るのは勘弁してやる」と最初に言ってるところからもそれがわかります。

そしてお姉さんの帽子を飛ばして泣いている千津美を見た時、藤臣くんは間違いなく千津美に一目惚れしていると私は確信していますので、千津美の容姿をそんな言葉で表現することはあり得ないのです。


それでは口下手な藤臣くんはどんな言葉で千津美の容姿を説明したのでしょうか?

これが千津美がハーフの女の子で、白人の特徴のある容姿であると仮定すると、割とすんなり答えが導き出せます。

藤臣くんが「金髪のふわふわした髪の」、とか「亜麻色のふわふわした髪」「明るい茶色のふわふわした髪」の一年生の女子ーといえば、尋ねられた生徒は割と容易に千津美を特定できルのではないでしょうか。


初めて藤臣くんと千津美が出会った時、二人の間には割と距離があったことが、漫画からは伺えます。

「お姉ちゃんが行っちゃう」と泣いている姿にももちろん強い印象を持ったことは間違いないでしょう。

でも更に、千津美の容姿に遠くから見てもはっきりと分かるくらいの、何か他の女の子にはない特徴があったとと考えた方が自然であるし、藤臣くんが千津美に一目惚れした理由にも、一層リアリティを感じることができるのではないでしょうか?


次は千津美と藤臣くんを取り巻く脇役キャラについて述べたいと思います。

2023/03/07 (Tue) 21:23:57
Re: Re: なぜ藤臣くんは千津美に辿り着けたのか - mママ
まみ様。楽しい考察ありがとうございます。いつも楽しく読ませて頂いてます。
そして、千津美ハーフではないか?の考察。最初は想像していなかった事でしたので、ビックリしましたが、まみ様の考察を読んでいるうちに私もそうに違いない。と思い始めてきました。千津美のカラーイラスト。髪の毛は金髪か亜麻色の髪ですもんね。
帽子をなくした千津美を探す藤臣君。いろんな人に千津美の特徴を言って探したと思いますが、確かに藤臣君は(1年生で、ちまちましたガキっぽい女の子)とは聞いてないと私も思います。優しい藤臣君が、本人が聞いたら傷つくような言葉で探すはずありません。でも千津美がハーフではなく普通の容姿ならなかなか見つけられなかったのではないかと思います。一学年。300人以上いたでしょうからたった一人の女の子を探す。きっとなかなか見つからないか、見つけてもこの子だ〜とは確信持てなかったと思います。でもハーフでしたら、(金髪のふわふわした髪の色白の女の子)だったから見つけられたのかもしれません。またそんなかわいい女の子だったから一目惚れしたのかもしれません。
私も藤臣君は千津美に一目惚れだったんじゃないかと思います。しかも初恋だったのではないかと思ってます。
2023/03/09 (Thu) 16:35:37
Re: なぜ藤臣くんは千津美に辿り着けたのか - まみ
mママ、お忙しい中コメントありがとうございます!
なんだか突拍子もない考察かもしれませんが、好意的に受け止めてもらえて、とても嬉しいです♡

普通は帽子を拾ったら、すぐに千津美のもとに行って返してあげると思うんです。
でも後日になったのは、千津美と藤臣くんの距離はかなり離れていたからだ考えることができます。
遠くからでもはっきり分かるほど、千津美の外見に他の女の子とは全く違う特徴があったと思うのが自然な気がするのです。

ただ、千津美の髪の色についてはネックになる存在もあって、伊津美と香奈美ちゃんなんです(汗)
これにも私なりの考えもありますので、後の章で書きたいと思います(ぺこり)

そうです!間違いなく千津美が初恋ですよね♡

「八杉とはそんな付き合いじゃなかったんだ」
私はここのシーンの藤臣くん、なんでもっとはっきり言わないのかな?と長年不満だったんですよ。
でも今は、こう答えざるを得なかったんだなと納得しています。

もし中学時代、藤臣くんが、朝子が自分には「友達として付き合おう」と言いながら、他のクラスメイトには違う話をしていたことをみんなに言ってしまっていたら、どうなっていたでしょう?

間違いなく朝子のミス七尾中の完璧な女の子のイメージは地に落ちてしまい、嘘つきと信用もなくしてしまったと思います。プライドの高い朝子は学校に行なくなったかもしれません。そうなると高校進学にも悪影響が出てしまうことは避けられなかった筈。

朝子の奢りからくる軽率な行動が、最悪彼女の将来をめちゃめちゃにするところだったのです。

こんな複雑な事情のため、藤臣くんの初恋が千津美であること、藤臣くんは千津美の初恋だ誰であるか怖くて聞けずにいたことが、千津美に十分伝わらないのが、なんとももどかしく切なかったですね(涙)

何だか、話が脱線してしまいましたが(汗)次回もなるべく早く更新しますので、読んでいただければ嬉しいです♡

mママ、ありがとうございました!!!